10 ページ11
ロボロside
rbr「もしもしぃ、じゃないねん。電話でろよ！何しとってん」
kn「ね、寝てました…」
予想通りの答えに反していつもと違うテンションに釈然としない。
rbr「どうせそうやと思ったわ。約束すっとばしやがって。」
kn「本当にごめん…」
どうしたコイツ、いつもなら笑いながら思ってもいないスマンを連発するのに。気分が落ちているどころの話じゃない。
rbr「、え、、ぃ、いや…な、なんでそんな素直なん。気持ち悪っ。」
沈黙が流れる。
rbr「…まぁ、ええわ。今日遊んだメンバーで夜ご飯食べることになってたやん。コネシマも飯だけは来るかなって、いつものファミレスな」
要件だけをさらっと伝える。
kn「体調悪いから、き、今日は止めとく。わざわざ、ありがとう…な！」
そういえば先週から風邪かなんかで休んでいた。昨日、遊びに誘ってみたら治ったから行くとメッセージがきたが悪化したのだろうか、このテンションは風邪の影響なんだと腑に落ちないところもあるが納得する。
rbr「…風邪、治ったんじゃなかったん？それなら、連絡せえよ！みんなに伝えとくから。明日学校は来れるなら来てな。」
いつもなら言わない気遣いの言葉を掛ける。
kn「ありがとう、じゃあまた。」
そうして、コネシマとの通話が切れた。
rbr「なんなんや、アイツ」
ドリンクバーから帰ってきたシャオロンが意味のわからない色をしたジュースらしきものを両手に話しかけてきた。やけに遅かったのはそういう訳か。
sha「ロボロ、コネシマどうやった？」
rbr「来うへんってさ」
シャオロンがほーん、と適当に返し大先生の隣に座る。そんで、ちゃっかりドリンクを差し出す。
rbr「なんかまだ風邪気味らしい」
シャオロンも大先生も眼を開いて驚く。
ut「なんや珍しいな」
sha「アイツまだ拗らせてんの？昨日治ったって送ってきたのに。明日学校来るんかな」
rbr「そんなん俺に言われても知らんわ」
ut「元気なったらええけどなー」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 164人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：跳ね子さん | 作成日時：2024年3月17日 1時
